キャリアと働く環境

Career

人材育成についての考え方

少数精鋭・唯一無二の舞台で
未来志向を持った人材に成長してほしい。

多様な人材こそが、競争力の源泉

JPXの業務の特徴の一つとして、ステークホルダーが極めて多いことが挙げられます。投資家、上場会社、証券会社をはじめとした社会全体の幅広いニーズにお応えするためにも、私たち自身が、社会の縮図のような多様性を兼ね備えるべきだと考えています。さまざまな人材が集まった組織にこそ、物事の捉え方やアイデアに多様性が生まれ、より優れた成果を上げることができると確信しているからです。
一方で、グローバルな競争が激化する環境の下で、日本を代表する取引所として、ビジネスモデルの多様化に適応し、各国取引所の中でもプレゼンスを発揮していくためには、人材育成は不可欠な要素であり、グローバルな競争力を発揮していくための重要な戦略の一つとして位置づけています。
例えば、社員自身のキャリアプランや成長イメージに応じて、自発的に多様な経験が出来るような環境整備を行っています。その特徴の一つが出向制度です。若手社員の段階で、海外の証券会社へのトレーニー派遣をはじめとして、官公庁やさまざまな業界・業種の企業への出向を経験できる制度です。さまざまな異業種経験をすることで、取引所ビジネスをステークホルダーの立場から客観視することができ、既存の枠組みに囚われない幅広く柔軟な視野を身につけてもらうことが狙いです。

少数精鋭で日本経済の未来を創造する

もう一つ、当社の特徴の一つとして、少数精鋭の組織であることが挙げられます。当社は多様な人材を必要としている一方で、社員数は1,000人程度の規模感です。日本経済の発展を支える金融インフラですので、安定・信頼を追求する面がありながら、意思決定においてはスピード感を大切にする。このように、一見相反するような側面を併せ持っていることが当社強みでもあると考えています。
そうなると当然、社員一人ひとりの役割と責任は大きくなります。若手のうちから多くの裁量権を与えられ、自らの頭で考え、決断する機会が多いこともその現れです。このような環境においては、社員の自主性が尊重され、個々の能力を十二分に発揮してもらう必要があり、だからこそ、社員自身のキャリアや成長イメージに応じて自発的に学べる、さまざまな制度を設けているのです。成長意欲を積極的に支援し、そのためのコストは惜しまない。これが当社の人材育成方針です。

昨今、さまざまな分野において新たなテクノロジーが出現し、多くのビジネス領域においてパラダイムシフトが起きるのではと予想されています。それは私たちの分野においても、例外ではありません。私たちは、信頼されるマーケットを運営しながらも、「自分自身がゲームチェンジャーになるんだ!」というチャレンジ精神と情熱を持った、未来志向の人を求めており、JPXはそれを実現するステージなのです。「多様性×情熱×未来志向×JPX」で、あらゆるステークホルダーから選ばれる取引所を創造していきましょう。